「民藝を使う その1 衣」 開催中です!
熊本國際民藝館は昭和40年(1965年)に創設されました。60周年の節目の年となる本年は「民藝を使う」をテーマとした企画展を開催します。
その第1期として取り上げるのは「衣」です。人類の文化そのものであり、機能性、素材、心地よさなど長い時間をかけた追求の中で築き上げられたものです。先人の創り出した「衣」に目を向けると共に、現代の「衣」のあり方についても考える機会になればと思います。
アイヌの衣(北海道)
けば(脛充) (秋田)
ドンザ(漁師などが使っていた防寒用の分厚い着物)(熊本・牛深)
麻こぎん刺し子布・木綿裂き織袖無し着・麻こぎん刺し子布
グアテマラ・マヤ先住民女性用上衣
(6月8日(日)開催のギャラリートーク講師、慶應義塾大学 本谷裕子教授所蔵)
木綿格子仕事着
木綿白地藍絞り着物
紅型帯(沖縄)
帯締め
沖縄(琉球)かすり
※外村吉之介の妻清子が日常的に愛用していた普段着
今回の展示では、漁師の仕事着「ドンザ」の体験コーナーもあります。自由に着て、触り心地や着心地を体験してみてください。
機織り体験コーナー。本格的な機織り機での体験ができます(要事前予約)。
今回の企画展は、期間中に一部の展示を変更いたします。
前期:5月1日(木)~6月15日(日)
後期:6月17日(火)~7月31日(木)
どちらもここでしか見られない貴重な「衣」を展示いたしますのでお楽しみに!
また、毎回多くの方にご来場いただいておりますギャラリートークも開催。お話を聞いた後は、展示がより面白くなりますよ。
みなさまのご来場をお待ちしております!