「民藝を使う その1 衣」のご案内

熊本國際民藝館は1965(昭和40)年に外村吉之介によって創設されました。2025年は開館60周年という節目の年です。これを記念した今年度の企画展では「民藝を使う」をテーマに、より多くの皆さんに民藝の素晴らしさをお伝えしていきたいと思っています。

第1期のテーマは「衣」です。衣服は人類の文化そのものであり、長い時間をかけて機能性、素材、心地よさの追求の中から築き上げられたものです。改めて、先人の創り出した「衣」に目を向けると共に、現代の「衣」のあり方についても考えていきたいと思います。

「民藝を使う その1 衣

開催期間:令和7年5月1日(木)~7月31日(木)
※月曜は休館(月曜が祝日の場合は火曜休館)

※本企画展では期間によって展示内容が一部変更となります。
前期展示 5月1日(木)~6月15日(日)
後期展示 6月17日(火)~7月31日(木)

<ギャラリートーク>

◆第1回「産業遺産の宝庫『来民文庫』」
5月18日(日)13時30分~
講師 熊本学園大学付属産業経営研究所 「来民文庫」調査グループ

◆第2回「グアテマラ・マヤ先住民族の織りと装いの世界」
6月8日(日)13時30分~
講師 本谷 裕子 氏(慶應義塾大学 文化人類学・民族服飾学 教授)

◆第3回「漁民の労働着 ードンザー」
7月13日(日)13時30分~
講師 山下 義満 氏(日本民具学会評議員 元熊本県文化課参事)

この機会に、ぜひお越しください!