2020年度の特別展の概要が決まりました。
「外村吉之介の眼力」
開催期間 令和2年6月2日(火)~7月31日(金)
熊本国際民藝館初代館長である外村吉之介が民藝品を収集するにあたってどのような観点で品物を選んだのか。コレクションを見ることで、その視点、眼力と体感していただける企画展です。外村吉之介が見出した民藝品の美しさ、すばらしさを広く発信していきます。
<ギャラリートーク>
6月14日(日) 講師:井上泰秋館長
花展とのコラボレーションも実施予定です。
「戸田東蔭コレクション展」
開催期間 令和2年9月1日(火)~11月29日(日)
「民藝」に対する深い造詣を持ち、自ら優れた木工芸作家として活躍してこられた戸田東蔭氏。主に箱物を中心とした収蔵品を展示いたします。生活の中で用いられてきた美しい工芸品の魅力を感じてください。
戸田東蔭氏によるギャラリートークも実施予定です。
「肥後の酒蔵と民藝」
開催期間 令和3年1月5日(火)~3月31日(水)
熊本を中心に、醸造元と協力して酒作りの道具や酒器を集めて展示します。酒造りの道具は、職人により形成された伝統的な機能を備えており、そこに民藝としての美しさが存在します。これらの道具は酒造方法の近代化の影響で失われつつあるものも多くなっており、あらためて「用の美」を実感し、その価値を未来に遺す機会にしたいと考えています。