「民藝-用の美その4籠(かご)と笊(ざる)」を開催しています!

熊本国際民藝館、令和5年度第1期企画展は、「民藝-用の美その4 籠と笊」です。

なくてはならない道具として使われてきた籠や笊。民藝館のコレクションのほか、「工藝きくち」の菊池典男氏の収蔵品を通して、日本だけでなく世界の籠や笊に触れてみたいと思います。

展示物の一部をご紹介します。


平籠(インド)


飯ふご(お櫃入れ) (小国)


手提げ籠(東北)


茶碗籠(福井:個人蔵)


肩掛け籠(フィリピン)


調理用の道具など


世界の各地の蓋物・小籠など


紐付蓋物(ナイジェリア)


台付き小籠(タイ)


台付丸籠(そうめん籠) (岐阜)

 

籠や笊に使われる素材や技術、用途、知恵を見ていると、風土の違いや暮らしの変化も見えてきます。

その中から柳宗悦が感じた「民衆的工藝(民藝)」とは何かを、ぜひ感じ取ってみてください。